布団の奥底

ゲームの記録や感想など。やるゲームはいろいろ。時々おでかけのことも。

あつ森日誌・その1

こんにちは、メリ子です。仕事がつらいです。

 

仕事がつらすぎるあまり癒しを求めて約2年ぶりに「あつまれ どうぶつの森」を始めました。

(仕事から帰っていきなり思い立って始めたので夜です。ほぼ夜逃げ)

 

元々は発売日から始めてて、マイニンテンドーによると550時間ほどプレイしていたらしいんですけど、最後のアプデの記憶はカボチャの育成です。調べたら2020年秋アプデでした。

久しぶりに島に行ったら『2021』って書いてあるバルーンアーチみたいなのが置いてあったので(年末年始周りのアイテム?)その辺まではログインしていた可能性がありますが2020年冬アプデの記憶がぜんぜんありません。

 

そもそも、もう島クリエイトも自分の中ではやりきっちゃって「こういう島にしたいな」がほぼ完成してしまい、住民も本命の推しこそ出会えてないもののわりと好きな子が集まったのでけっこう満足して放置してしまったんですが……

去年の冬、ポケモンSVが出たタイミングで買ったんです、2台目のSwitch。スプラをやりたい私とポケモンやりたい夫が喧嘩しないように買ったスプラ3エディションのやつ。島作りのルールすっかり忘れてたけど、新しい島作れるじゃん!!

ということで、久しぶりに島での生活を満喫しはじめました。

 

■ニュー島コンセプト

 

元々の島(ニャンゴロポヨンチョ島といいます)では、当時プレイ人口が非常に多く自分も活発に通信していたこともあって、観光用の庭園や自然公園をイメージして作っていました。

(スマホに残っていたお気に入りエリアのスクショ。諸事情で転載禁止の文字を入れていますが紛うことなき自島です)

そのためかなりガチガチに作り込んでいて、もう手を入れる場所が無いんですよね。実際数日前に久々にログインした時も、もう変えるとこひとつも無いな……って思ったし。

 

ただ今回は通信とかはあまりする気がなくて、やるとしても夢番地の公開くらいだと思うので、新しい島は訪問者ではなく住民を意識した住民のための別荘地みたいなイメージでゆる〜く作りたいなと。前は住宅街を作ってたんですが、今回は一人一人の敷地をいっぱい取ってあげたいですね。

ちなみに島の名前はニャンポヨヨ島です。微妙にネーミングにやる気がない。

 

■プレイ方針

 

リセマラをしない  一期一会の変化を楽しむ。

それだけですね。全体的にゆるく楽しみたいです。

 

前の島は初期住人>島の地形>>特産品の優先順で初っ端からかなりリセマラしてたので、今回は最初から提示された地形と、一緒にヘリ乗った子で始めました。

まあ離島厳選はしますけどね。それぐらいはね。大きな楽しみの一つなので。

 

どうぶつの森って、最初は可愛いというよりは「クセあるな…」と思うような子でも最終的にめちゃくちゃ愛着湧くのがいいなぁと。

私はどうぶつの森歴がすごく短くて。某実況者さんの「どうぶつの森 e+」の視聴から興味を持ち、あつ森発売までのあいだポケットキャンプを遊んでいた程度なので、あつ森開始時は知ってるキャラと一緒に暮らしたいなーと思ってそこそこ住民を厳選してたんですけど、100%厳選は無理なのでもちろん知らない子もバンバン引っ越してくるわけですよ。

でもそこで全然知らん子たちと出会ううちに、もれなく全員好きになってるんですよね。性格の分け方やセリフの設定だったり、キャラデザだったり、全てひっくるめて個々に魅力を感じられるようになっていてどうぶつの森って本当にすごいなと。

 

そういう面で今でも覚えてるのはキザ系のタックンですね。

初見「お゛っ……」ってなったんですけど(失礼)、交流してるとすんごくいいヤツで、褒め上手というか、自分が言って欲しいセリフをめちゃめちゃ言ってくれるんですよ。キザ系のセリフを設定した人は天才。当時も仕事がつらくて心が荒んでたので、うっかり恋する寸前まで行きました。

キザ系はわりと個性的なビジュアルの子が多いように思いますが、逆にキザ系のセリフをイケメンに言われたところで「フーン( ˘ω˘ )」としか思わない気がするのでバランスが絶妙だと思います。※個人の感想です。

タックンは最終的に引っ越しちゃったんですけどね……。貰った写真は今も自室に飾ってあります。

 

まあそういうことがあるので、今回は極力引っ越しの引き留めもせず、まったりと住民の変化を楽しもうかなと。住民が変わればお家の周りも合わせて変えてあげたいので、島の風景も変わりますし。

ただ住民になってくれた子の写真は貰いたいんで、引っ越し許可は写真貰ってからかな……。笑

 

■島のくらしと住民たち

 

さてさて、そんなこんなで無人島開拓。

島の特産くだものはオレンジ、花はユリ、ははのフルーツはりんごでした。離島のくだものと花は未確認です。マイルりょこうけんもタダじゃありませんからね。離島ガチャ住民を探しに行けるようになったときのお楽しみにしてあります。

以前の島は特産ナシ、ははオレンジ、離島さくらんぼ、花はバラ、離島花はヒヤシンスなのでまったく違う風景からのスタートです。

調べたんですけど、くだもの全種類揃えるのは今でも通信しないと無理なんですね。やむを得ず元の島から夫という名のサブ住人の体を乗っ取って輸入しました。これからも必要があれば何か輸入するかも。スローライフは潤沢な資源と資産があってこそなのでね!!(言い訳)

 

そしてそして、最初の相棒たちは……

 

「さすけ」と「ネーヤ」です!

(初めてのラジオ体操。操作がむずかしい)

 

二人ともポケ森で見たことあるような気はするんですが、交流するのは初めてです。数日一緒にわいきゃっきゃしてますけど既にめっっちゃ好きになってるので、今から引っ越しのこと想像してつらくなっています。

 

個人的に、あつ森やってて一番楽しいのが「みんなの服を着せ替えること」でして。

まずネーヤちゃんは等身が高い!!よってワンピース系が着こなせる。さっそく「ちどりごうしワンピース(ブラウン)」をプレゼントしました。これも可愛いんだけど、もっと似合うやつがあると思うのでこれから探します。エイブルシスターズはよ。

そしてさすけにプレゼントしたのは「かすみのふく」。

めっちゃ似合ってるーーー!!超かわいい。

夜なのでちょっと見えづらいけど、事前にプレゼントしていた「ばんがさ」のグリーンと、さすけの耳のグリーンとも合っててお気に入りです。いやーー着せ替えほんと楽しい。

今のところ服入手の手段が少なすぎるので、一日も早くエイブルシスターズに来島いただきたいところです。

 

今は最初の2人→追加の3人までは引っ越して来てて、さすけとネーヤの次は「みつお」「フララ」「ゆきみ」でした。

みつおくんはポケキャンかな?何かで交流した覚えが。おめめくりっくりの可愛いサイの男の子ですね。もしかしてサイ住民と生活するの初めてかも。

フララちゃんは完全に初見です。名前だけ聞くとオトナ系にも思えるけどキャピキャピのフラミンゴ女子。語尾「だミン」ですよ。くっそかわいい。カメラ向けるとおてて(羽?)振ってくれるのマジかわいい。

そしてゆきみちゃんは……実は今も居るんですよね、元のニャンゴロポヨンチョ島に……。笑 すっっっっごい可愛いんで、むかし離島でスカウトした子です。島移っても会いに来てくれるなんて……(感涙)。

(まるまるもちもちの天使)

 

さっきから可愛いしか言ってねぇ。

明日あたりにキャンプサイトが完成するのかな?次はキザ系男子のターンなので、誰が来るのか今からとっても楽しみです。

つい先ほど案内所が完成してしずえさんも来ました。この少しずつ発展していく感じ、懐かしいね。

(ところでこの島永遠に雨降ってない?)

 

離島ツアーも早く行きたいなー。

 

■今度こそ推しに住んでほしい

 

一期一会の変化を楽しむ。」とかプレイ方針の冒頭で述べました。まったりと住民の変化を楽しみたいと。ただ推しに遭遇したなら話は別。全力で誘致して永住してもらいます。言ってること矛盾してるわこの人……

来て欲しいのはこの方々。

アポロくん……私の超超超超超大本命です。ポケキャンで出会って推しになりました。前にやってたときはほんっっっっっとに遭遇しなかった。他所様の島に居るアポロくんをハンカチ噛んで見つめてました。申し訳ないけどアポロくんだけは万が一出会えたら一生定住確定です。本当に申し訳ない。

キャラメルとブーケもポケキャン初期に仲良くなれるメンバーですね。ブーケは人気すぎていろんな方の島で見かけましたけどやっぱり半端なくキャワなので願わくばまた一緒に暮らしたいです。

もちろん他にも好きな子はいっぱい居るんで、いろいろ会えたらいいなと思ってます。

 

それでは今回はこの辺りで。

あつ森の記事はこれからもちょいちょい書いていきたいです。平日は夜しかできないので、休日の昼が待ち遠しい……!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

スーパーダンガンロンパ2を遊びました

こんにちは、メリ子です。

 

前回ダンガンロンパの一作目を遊び、感想がてらブログを開設しましたが、続けて二作目「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」もクリアしました。

正直一作目の出来が非常~~に良かったし、キャラクターのこともみんな好きになっていたので二作目に入り込めるか不安だったのですが、いざ遊べば一作目をクリアしてドヤ顔してるプレイヤーを地獄へようこそとばかりに迎え入れる製作陣のニコニコ顔が見えるようでした。めちゃくちゃ面白かったです。なんなら前作では頑張って作らないようにしていたのに遂に推しまで出来てしまい、おかげでメンタルがガタガタです。

 

以下、書きたいことだけ書くざっくりとした感想となりますが、もちろん一作目に引き続きネタバレを見ずにプレイするべき作品ですので、未プレイの方はネタバレ全開のオタクの妄言など見ずに、どうか買って遊んでください。よろしくお願いいたします。また、前作ダンガンロンパのネタバレと、若干の「ファイナルファンタジー7 クライシスコア」「劇場版名探偵コナンイカー街の亡霊」のネタバレを含みます。ご了承ください。

 

ていうかクリアしたの2月11日なんですけど、あまりにも脳と精神がぐちゃぐちゃで書くのにめっちゃ時間掛かってしまいました。おのれダンガンロンパ。何度も言うけどほんとに面白かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

推しは田中と七海です。

 

■スタッフは多分前作プレイヤーの悲鳴でご飯食べるタイプ

 

ダンガンロンパの続編ということで、前作をプレイしていることが前提なので、前作の終盤で明かされたような設定は最初から全開示されます。

なので一作目の展開とは違う展開を用意しているんだろなァ~ということは分かるんですが……あんな姿でも絶対十神は十神だと思うじゃん。ちょっと体が大きくなりすぎようが足音がなんかドスドス鳴ってようが十神は十神だと思うじゃん。

あと狛枝ですよね。若干ヤバそうな気配はありつつ苗木くんと同じ声帯を持ち名前がこれ見よがしにアナグラムめいているので絶対苗木君の関係者だと思うじゃん。

それがいきなり1章で十神は死ぬわ狛枝はあんなのだわで「そんなことある!!?」って声出ました。

 

一応生死予想と黒幕予想もしてたんですけど、ストーリー設定込みでまったく意味を成さなかったので省略します。

 

■衝撃の1章とトラウマ級のおしおき

 

いや~1章はいろいろと衝撃がすごくて、プレイヤーはめっちゃしんどいんですが続編としての掴みが完璧だなと思いました。十神の足音でゲラゲラ笑ってた頃に戻りたい。

十神、偉そうなベースはそのままなんだけどなんだかすごく頼れるいいヤツになっていたので、十神……立派になって……!と感動してからのめっちゃくちゃ惨い死に様を見せつけられるの、きっとスタッフさんたちは考えてて楽しかったでしょうね。遊んでいる側は目からハイライトが完全に失われるのですが。

 

1章の犯人は花村ですけど、狛枝に利用されることになってしまった不運さに加えて動機とおしおき内容のエグさがすぎて1章終了のあと一週間くらいゲームを起動できませんでした。動機にお母さんを混ぜるのは反則でしょう……もっとセレスさんみたいに私利私欲の塊であってほしかった。心にくるタイプの動機、つらい。

花村けっこう好きなんですよね……通信簿イベを埋めるとよく分かりますが、根が素朴でとても家族想いの優しい少年なんですよ。

おしおき時に実家の食堂や母親の無事を教えてもらえないのが本当に可哀想で、それもまたエグみを増していましたが……。真相を考えると多分ご家族は無事ではないというか、花村自身が何かしてしまっている可能性が高いので、知らないままなのは逆に救いだったのかも……いや死んでしまったら救いもへったくれもないけど……といろいろ考えてしまいました。

 

あと個人的に「溶岩や溶鉱炉のようなところに抵抗不可な状態で落とされる」シチュエーションが本当に苦手で(得意な人がいるのか知りませんが)漫画や映画でそういうシーンがあるとヒェッ……てなるので、1章のおしおきはダンロン1・2合わせたおしおきの中で一番トラウマです。

 

■推しを失う4章と画面酔い地獄

 

太古の昔より、私は人が死ぬタイプの作品ではだいたい推しが死ぬという宿命を背負っていたのですが……やっぱり今回もダメでした。そもそもダンガンロンパは推しの生存率が低いと聞いていたので推しを作らないように気をつけていたんですけど、推しになってしまったものは仕方ない。なんで推しすぐ死んでしまうん……

 

ちなみに田中初見の感想

それはそう。

 

田中は2章の時点ですでに通信簿イベントを完成させていて(最初にパンツもらった)、「命」というものに対しての責任を誰よりも重く受け止め、生き物に対して深い愛情を注ぐ心優しい人間だからこそ少なくとも犯人として退場することは無さそうだなと思っていたのですが……

命の重さを誰よりも知っているからこそ、命を諦めようとする仲間を見ていられなかったんですよね。

めちゃくちゃつらい裁判でしたけど、動機は田中というキャラクターにちゃんと合った納得できるもので、……だからこそやっぱりつらいよォォォ~~~~~(突然発狂するオタク)

 

今作は前作と比べ、捜査で証拠を集めるだけでは犯人に辿り着きにくくなっているんですが、この4章だけは若干「これ田中と破壊神暗黒四天王なら可能なのでは……?」と思うこともあったんですよね。でもやっぱり好きな人のことは信じたいので学級裁判で三回ほど無実の人間を犯人として指名しようとする悪あがきをしました。それがたとえ無駄だと分かっていても……FF7CCのラストバトルでザックスにポーションを飲ませ続けるように……

ちょっと疑問だったのは、田中は破壊神暗黒四天王に危険な真似をさせたくないという描写がいくつかあったので(優しい子ですね)、殺人に破壊神暗黒四天王を巻き込むかなあ?というところなんですが、むしろ破壊神暗黒四天王の手を借りてでもあの絶望的な状況を打破したかったんだな、と前向きに捉えています。

 

田中のおしおきについては複数の解釈があると思っていますが、個人的には人生を捧げていた動物という存在によって最期を迎えるなら本望だと思うし、彼も口では地獄行きだなんだと言ってましたが今まで看取ったのであろう生き物たちにお迎えされて天国に行くのは満更でもなさそうな顔してたので、田中の本来の人柄を表すような救いのあるおしおきだったんじゃないかなと。

逆に、愛した存在に殺されたうえに望んだ地獄に行けなかった、という見方もできるし、おしおきとしてはそのほうが成立しますけどね。

とはいえ推しが死んだことに変わりはなく、ここでまた一週間ほどプレイを中断し、田中に想いを馳せていました。ところでソニアさんはなんでそんな田中と距離近かったんですかね(同担拒否)

 

余談ですが、田中を見ているとすごく某氷の帝王を思い出すのでフフッとなります。一人称といい氷属性(?)といい、キングダム建設しちゃってるところといい、果ては俺様の美技とか言い出しますし。ハムスターの名前も漫画雑誌由来だし、漫画からなんかああいうエッセンスを得てるんだなぁと思うと微笑ましいですね。自分の傷跡も開きそうですが

これは完全に偶然だと思いますけど、舞台版の俳優さんも田中と某氷の帝王で同じ方が演じてるんですよ。こういう巡り合わせが嫌いなオタクなんかいませんよね(巨大主語)。面白いなあと思います。

 

それにしても4章はマップの色合いが蛍光色なうえに閉鎖空間で、体調最悪の状態でプレイしていたので画面酔いと精神的ショックがコンボで襲ってきて大変でした。普段あまり画面酔いしないんですけど、ダンガンロンパはなぜかすごく酔うんですよ……。

 

■七海千秋

 

七海は1章から捜査に積極的で裁判でも日向をアシストしてくれる、前作における霧切さんのようなポジションだったので、もう本当に……ようやく田中の死を引きずりながら5章に進んだのに……

本当に、七海は日向と一緒に生き残ってくれると信じて疑いませんでした。

 

七海がアルターエゴであるということは、判明してから思い返せばなるほどと思うことしかなくて。返答にやたら時間が掛かったり、極端に世間知らずだったり。でも【ゲーマー】という設定を着せることで、「なるほどな!」って思っちゃうんですよ(偏見)。

通信簿イベントでもけっこう核心に近いことを言っていて、一番最初のレベル2で聞ける「ゲームが人生というか人生がゲーム」なんて答えそのものなんですけど……そんなの気づくわけもなく。あと「お父さん」への言及とかね。あとからギャラリーで通信簿イベントを見返していて頭を抱えることになりました。

クリア後に誕生日を確認したら不二咲さんと同じ日付だし、キービジュアルの構図も改めて見ると不二咲さんとそっくりですね。全然気づきませんでした。不二咲さんも好きだったので前作で早々に死んでしまったときは悲しかったんですが、七海も最後まで一緒に居たかったなぁ。

 

七海についてはちょっと思うことが多すぎて、うまく言葉にまとめられないので割愛しますが、私は自分に優しくしてくれる可愛い女子はもう100%好きになってしまうので当然のごとく七海のこともえっ……好き……ってなってたんですけど、5章の終わりからはずっと「ななみ…ななみ…」と呻きながらプレイすることになり、終盤のスクショが七海だらけになりました。よくよく考えたらあとからイベントムービー見れるのにね。

 

■そういえばこれ続編でした

 

6章まで進めておきながら、なぜか"前作の続編である"という意識が自分のなかで微妙に薄かったらしく、おまけに十神まで別人だったことでもう前作のキャラクターは出てこないものと思っていたので、突然の「11037」には心底驚かされました。えっここでそれ出てくるの!!?という衝撃。

途端に苗木くんたちの気配が濃くなり、さらに不二咲アルターエゴの登場、前作の舞台である希望ヶ峰学園の探索……そしてまたしても黒幕、江ノ島盾子。

江ノ島さんのことは悪人としてとても好きなキャラなので、相変わらず元気に絶望やっててよかったです。私は立体デカ女のほうではなく携帯の中の江ノ島さんが好きです。

 

苗木・霧切・十神(本物)が出てきたときにはすごい感動して「ウ、ウワー!!」って声出ました。いやクリアしてまだ一ヶ月も経ってないのにこんな感動する?って自分でも驚くほど感動したしちょっと涙出た。やっぱり一作目のメンバーには思い入れありますね。戦友というか。七海を失って傷ついたあとに見る霧切さんのドヤ顔の安心感がすごかったです。

 

あと6章の世界まるごとバグ演出、実はこういう演出大好きマンなので、6章の探索はいちばん楽しかったかもしれません。

メタ的な要素が入ってきたり、音楽が少しずつおかしくなり画面が欠けたりする、まるで現実世界に浸食してくるようなバグ要素などなど、好みの演出がてんこもりで、落ち込みつつもわくわくしていました。学園内も画面酔いが頻発するので前作のときはずーっと画面酔いとの戦いだったんですけど、なんだかそれすら懐かしかったです。一作目から良く出来たゲームだったよなぁと改めて思います。

 

■そういえば

 

真相解明にて……日向たちが現実には装置の中で眠っていて、今の日向たちはゲームの中のデータである、という話になるところでなんだかすごく劇場版コナンのベイカー街の亡霊を思い出したんですけど、そういう人他にも居るんじゃないかなぁ。

イカー街は小学生のとき初めて映画館に見に行った作品です。めちゃくちゃ面白いので未見の方は是非見てください。

 

記憶の中のあらすじをざっくり説明すると、仮想空間での体験型ゲームの完成披露パーティー的なものに招待されたコナンたちがゲームの参加権を得て、仮想空間の中でのゲームに身を投じるんですよ。で、ゲーム中コナン含めた他の参加者たちはポッドで眠ってる状態なんですが、現実世界とゲームの中でそれぞれ大変なことになっていく(まあ事件が起こらないとコナンではないので)、みたいな感じだったと思います。

「似てるな」と感じたところが映画のネタバレになってしまうのであまり詳しく言及はできないんですが、ポッド内で眠る本体、仮想空間で奔走しながらの謎解き、ゲーム内で死んでしまうと……?等の設定が小学生時代の私がドキドキしたストーリーにどことなく共通するものがあって、ウワめっちゃ好きな設定じゃんダンロン2…ってなりました。好みが20年くらい前から変わってない。

仮想空間ってだけで夢いっぱいなのに、そこで命懸けのやりとりまで行われるんですからね。自分は絶対巻き込まれたくないです。

 

あともう一つ、この映画ではいつもの少年探偵団に代わって諸星くんという少年がコナンの相棒位置として終盤まで一緒に居るんですけど……

コナンの声優さんは言わずもがな、この諸星少年はなんと緒方さんが演じてるんですよ。

さすがに狙ったものではないでしょうけど、こういう巡り合わせが嫌いなオタクなんかいませんよね(再放送)。当時小学生女児だった私はコナンくんと諸星くんのコンビに言いしれぬときめきを感じながら映画を見ていたので、今回あまりの偶然に勝手にエモを感じたりなどしていました。

 

■さいごに

 

相変わらず長くてまとまりのない感想(?)ですが、書くということが大事なので気にしないこととします。

田中の破壊神暗黒四天王の本体はどうしてるんだろうなぁというのは今も気になっているままです。おしおきは逃れてるけど、今も田中のマフラーのなかでご主人の目覚めを待ってるんだろうか…。誰かご存知の方いらっしゃったら教えてください。

 

V3もそのうち遊ぼうと思ってますが、いったんダンロンシリーズは休憩かな。積みゲーの量がやばいので。

でもセール入ったら多分迷いなく買うと思うし、レインコードも買う予定です。

ダンロン2もまだアイランドモードが途中なのと、ノベル部分を読んでないのでまだしばらく楽しめそう。あとダンガンロンパ/ゼロを購入したのでそっちも読むのが楽しみですね。

 

また、プレイ中にウサミ/モノミを演じておられた貴家堂子さんの訃報がありました。優しさと可愛らしさに溢れた演技がとても癒しでした。今でもアイランドモードで癒されています。あの「てんてるてーん」は貴家さんでしか生み出せません。心よりご冥福をお祈りいたします。

 

それではまた別のプレイ日記で。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

(いま気づいたけど前の記事でもFF7CCの話してた。CC好きすぎるでしょ)

ダンガンロンパを遊びました

ダンガンロンパを遊びました

お初にお目にかかります。

 

昔々、mixiや個人ホームページなんかでゲームのプレイ日記を書いていたことを思い出しました。

今はツイッターとかで手軽に感想を書けたりするのでその時感じたことをそのまま反射でツイートしたりしているわけですが、ネタバレになることは書けないし、長文を連投するのもやや気が引けるわけです。まあふせったーとか使えばいいのですが。

なんかまとめて書き残しておきたいな〜昔そんなん書いてたな〜と思い出してブログを始めました。主にネタバレを書き散らすオタクのブログです。日々のことや旅行などについても書くかもしれません。宜しくお願い致します。

※先日開設したアカウントで投稿していた記事なのですが、Twitter連携ログインにしていたため今後の事を考えて新規に開設しなおしました。よって再投稿となります。すみません。

 

ダンガンロンパを遊びました

 

タイトルに戻ります。

かれこれ10年以上、「いつか遊ぼう」の状態だったゲーム『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』をついにプレイしました。Switch版です。

いやー、発売されてしばらくめちゃくちゃ流行ってたけど流行るの分かるなぁ…という面白さでした。

始める前はキャラクターの癖つよいな…という面にばかり目が行きましたが、シナリオの完成度が高く、音楽や演出もかっこいい。まさにハイスピード推理アクション。操作が下手すぎて序盤永遠に沼ってたけどそれすら楽しかったです。

ダンロンって、発売から数年後にアニメ放送もされたんですよね。当時推してた声優さんが出演していたので見てみたら、そのキャラクターがいきなり最初の処刑対象になって退場してしまい、衝撃のまま見るのをやめてしまいました。今となってはそこでやめておいてよかったです。だって絶対にネタバレ見ないでプレイするべき作品だから。

 

実は10年以上「いつか遊ぼう」の状態だったゲームを突然遊んだのは、とある実況者さんが実況プレイを始められたからなんですね。

この手のゲームって、実況で見るのも勿論いいのですが、まずは自分で遊ぶ方が楽しいに決まってます。いやほとんどのゲームに当てはまることではありますが、この手のゲームは特に。

というわけで、きっかけをくれた実況者さんには心からの感謝を。完走まで楽しみにしています。

 

長々と書きましたが以下からはネタバレ感想です。先に述べたとおり、絶対にネタバレを見ないでプレイすべき作品です。万が一このブログに辿り着き、未プレイでこの先プレイする可能性が1ミリでもあるのであればここからは読まないことを強く推奨します。

 

 

 

 

 

 

 

 

■生死予想とその答え合わせ

 

第1章はアニメで見たことがあり、被害者と犯人は覚えていたのでその2名を除いた生死予想の答え合わせ。予想は1章終了時点で行いました。なお最終的に何人生き残るとか被害者と犯人の人数比とかは特に考慮せず予想しているので多分計算は合いません。

ていうかアニメも何年前やねんという感じなのにある程度覚えてるの、よほど衝撃的だったんですね。

 

【苗木くん 生存】

→○。まあ主人公ですしね。ただ死なないであろうとタカをくくっていたので終盤めちゃくちゃドキドキさせられました。

【霧切さん 生存】

→○。強キャラと見せかけて中盤で退場する可能性もあるなと思いましたが生きててよかったです。

【十神くん 生存】

→○。あのタイプの石田彰は意外と死なない。

【山田 被害者として退場】

→○。ただ思いの外すぐ退場しました。山口勝平だしもう少し長生きすると思ったんですが。

【大和田くん 被害者として退場】

→×。大和田くんみたいなキャラは犯人になりそうに見えて実はならないと予想してたけど普通に犯人でした。

【腐川さん 被害者か犯人で退場…?】

→×。ジェノサイダー出てきた時点で生き残りそうな感じでしたね。

【セレスさん 犯人として退場】

→○。かなり好きなタイプだったので退場するとしたら犯人として退場してほしかった。彼女の処刑ムービーけっこう好きです。

【朝日奈さん 被害者として退場】

→×。まさか生き残るとは思ってなかった。

【石丸くん 犯人として退場】

→×。彼のような質実剛健の優等生タイプほどメンタル崩れると弱そうやな…とワクワクしてたけどあっさりぶん殴られてました。なんか独特なキャラが付いたと思ったら瞬く間に退場してちょっと笑っちゃった。

【大神さん 生存】

→×。えーん。ダメでした。さくらちゃん……すき……

葉隠くん 被害者か犯人で退場】

→×。まさか生き残るとは思ってなかったその2。

【不二咲ちゃん 被害者として退場】

→○。私にとって誰が死ぬのかわからない状態での最初の被害者だったので悲しかった。あの被害者発見演出こわいですよね。

江ノ島さん 予想なし】

→唯一実況でネタバレを踏んだキャラ。1章は全部分かってるし〜と自分の記憶を過信していました。アニメで死んでたっけ?なぜか全く覚えてなかったので1章で死ぬとは思わず、実況で見た時めちゃでかい声出して驚いてしまった。生死予想を立てたのが1章終了後なので、彼女は予想無しです。

 

被害者予想多いな。黒幕及び内通者の予想は立てていません。

 

■プレイ後の感想ざっくり

 

ちゃんと推理のできるゲームで面白かったです。なんかもっと勢いだけで持っていくトンデモ推理ゲームみたいなのを想像していたので(※失礼)。

2章以降、捜査パートだけでは犯人確定できるほどの証拠は集められないわけですが、それでも充分推理はできるので、弁論準備の画面である程度自分なりに考えをまとめて学級裁判を始める、という時間が好きでした。

 

個人的にインパクトがあったのは2章、あと5章かな。

 

2章、不二咲ちゃんの死体発見シーンはかなりショックでした。中の人が中の人なんで性別に関しては予想がついてて、それだけに女子更衣室で見つかったのが犯人の気遣い…というのもおかしいけど、人の心みたいなのを感じられて辛かった。

証拠は揃ってないけど犯人大和田くんかな?とは思っていて、でも動機が分からなかったので十神がいらんことしたとき普通に混乱しました。なんなら裁判で人物指名するとき一度十神指名したし。

2章を進めるうちに大和田くんのこと結構好きになってたし、不二咲ちゃんのことを気にかけてるような雰囲気もあったので、いっそ十神が犯人であってほしかった。それならどれほど気が楽だったことか……

全編通して個人的にいちばん辛い裁判でした。

でも動機がすごく納得いくもので、不二咲ちゃんの強さと自分の弱さをちゃんと認識して、己の弱さを克服できなかったと自覚しながら退場するのはすごく良かったです。シナリオとキャラクターが丁寧に作られているのを感じました。

 

5章では裁判時に自分だけが知っている霧切さんの嘘を指摘するか黙っているかが問われます。ここかなり悩みました。

霧切さんを信じて黙る選択をしたわけですが、正解ならおしおき前に何らかの介入(主に霧切さん)により回避できるかな?と思ってたのでほんとに処刑ムービー入って本当にドキドキしました。というかバッドエンド引いたと思っちゃった。アルターエゴがまさか残ってるとは……感情ジェットコースターにされたわ。いい演出でした。霧切さんには見捨てられてたけど…

ここで霧切さんの嘘を指摘しないことによってバッドのムービーとスチルを回収し損ねることになりますが、個人的には最初から正しい選択肢(苗木くん処刑ムービー)を選べて良かった。あのドキドキハラハラは初見じゃなきゃ味わえなかったなと。そのあと霧切さんが助けに来てくれたときはもう完全に霧切堕ちしました。一度見捨てられてるけど…

 

あと、霧切さんが処刑された世界線ではアルターエゴの介入がなくそのまま死んでしまうけど、苗木くんが処刑される世界線ではアルターエゴが助けに来てくれるっていう差があるんですよね。

これは前者の世界線ではアルターエゴがそもそも残っておらず、後者の世界線でのみアルターエゴが僅かに残っている、苗木くんの「超高校級の幸運」が引き寄せたものってことなのかな……とクリア後にバッドエンドのムービーを回収してひとり感動に浸っていますが個人的な解釈なので全然違うかもしれません。

 

各章の事件のトリックについては、一部やや疑問が残るものの全体的に整合性が取れているので捜査パートを進めるのも楽しかったです。

1章であれだけ証拠品の処分が困難という念押しをしていたのに、2章の大和田くん(スポーツバッグとジャージ)とか、あと忘れちゃったけど1、2回ほど、「証拠を処分した」の一言で片付けられてしまった箇所があったのは少し疑問でした。

まあたまたまそのときの掃除当番がテキトーだったから見逃したとか、たまたま犯人が掃除当番だったとか、考えられることはあるんですけどね。

トリックそのものについてはけっこう綱渡りなものがあるというか、タイミングによっては誰かに見られたりして破綻しそうなものもあるように思いますが、これはそもそも僅か数日の間に殺害計画を立てて実行しなければならない(しかも超高校級とはいえ素人の高校生が)という面を考えれば分からなくはないな、と納得しています。推理モノに強くなくてもきちんと推理できて筋の通ってるトリックなので、楽しんで推理できました。

 

戦刃むくろの登場は、16人目の存在を仄めかされてはいたものの唐突な登場だな…別に思い入れ無いし…と最初はちょっと冷めて見ていたんですが、全然唐突じゃなかった。めっちゃ会話してたしプレゼントもあげたわ。むしろ出会ってなかったのは江ノ島盾子のほうだったという。1章から丁寧に伏線を張って、江ノ島盾子・戦刃むくろの両人とプレイヤーをうまく繋げる素晴らしい展開だったと思います。

 

それにしても人格が不安定なキャラ多いな、このゲーム。笑

 

■最終章の話

 

最後の裁判、アツかったですね。

苗木くんが"悪いのは黒幕"というスタンスを終始貫き、仲間を信じ続けてきたのをプレイヤーは一番知っているんですよ。それが「超高校級の希望」となって絶望に呑み込まれそうな仲間を希望の弾丸で論破していくの、いままで繰り返してきたバトルシステムを上手く使った激アツエモ演出でした。

なんてことないバトルシステムが最後に意味を持つの、好きなんですよね…。FF7CCのラストとかね(これもSwitchで出ましたね。またやらないとなぁ)。

 

江ノ島さんは徹底的に悪人ですが、おしおきムービーでモノクマを抱き抱えて手を振る江ノ島さんは可愛かったな…。苗木くんが一貫して「善」だったのに対し、江ノ島さんは一貫して「悪」だったのは潔くて好きです。ていうか多分江ノ島さんみたいなキャラが好きなんだと思います。めちゃくちゃ悪人だけどね。

 

■写真の話

 

本編中、苗木くんが数枚の写真を発見します。学園生活を満喫している仲間たちの写真ですね。そのほかにも、モノクマが仲間割れの動機として配った写真なんかもあります。

 

真相についてはぼんやりとですが予想を立てていたことがあって。

学園の外は何らかの理由(環境汚染、核戦争など?)により住めなくなり、学園ごと隔離されている…なんなら学園外は宇宙空間かもとすら思っていました(多分OPのおしおきムービーの影響)。プレイヤーが見ている苗木くんたちには元の人物がオリジナルとして存在しており、その才能を保存するためのいわばクローンまたはレプリカで、学園外の環境が落ち着くまで保護されているのかな、とか。ベタですね。その過程でデスゲームが発生してしまった、みたいな流れなのかな?と予想していたので、あの写真はオリジナルの苗木くんたちの写真なのかなと思ったりしていました。ベタですね。

実際のところ、前半はわりといい線行ってました。でもそれはどうでも良くて。

 

苗木くんたちはちゃんと本人であり、あの写真も本人たちが実際に過ごした、紛うことなき本物でした。本編中で苗木くんたちが予想していた合成写真でもなかった。ちょっと泣きそうになりました。悲惨すぎるよぉ……

なんだこいつら仲良かったんじゃん、とか、戦刃むくろも本当に一緒に過ごしたクラスメイトだったんだな、とか。ごく普通に(一部普通ではありませんが)学園生活を送っていた彼らが、全くの他人として出会わされ、殺し合うことになってしまった悲惨さを引き立たせる要素として「写真」の存在が絶妙でした。

 

写真といえば、苗木くんが捜査中に見つける写真だったかな?セレスさんが山田を恥ずかしそうに怒ってるみたいな顔で捕まえてて、山田がクッソ楽しそうにしてる写真。セレスさんって山田を素手で触れるんですね。

3章で山田が死の間際、「思い出した」「やすひろ」って言い残したのがちょっと引っ掛かってたというか、いきなりセレスの本名言うのがいかにも証拠用って感じだなーと思ってたんですけど……そうじゃないですよね。

普通に学園生活を送っていた頃は、きっと山田はセレスさんのことも「安広多恵子殿」って呼んでたんですよね。本名で呼んで怒られたり、あの写真の風景みたいにこっそり隠し撮りしたりして怒られたり、ギャーギャーやってたんでしょう。いや仲良しじゃん…………

 

ダンガンロンパって"刺さる"ポイントがたくさんあるので印象深いシーンもたくさんあるんですが、私にはこの「写真」がグッサグサに刺さりました。そのまま仲良く過ごせたら良かったのにね……。

 

■さいごに

 

長々と書いたわりにまとまりがありませんが、書きたいことは書けたのでよしとします。

ネタバレは避けられませんが全てを追って書いたわけではなく、またアクションパートは言葉で説明し難い楽しさがあるので、もし未プレイでこんな辺境のブログをここまで読んでくださった方がいらっしゃったらぜひ実際にプレイしてみてください。まだ間に合う。続編もあるしね。

 

とりあえず続編『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』までは購入済みなので続けてプレイします。そちらもプレイ日記は残したいですね。

それでは、ここまでお読みいただき有難うございました。